変身,掟の前で 他2編 (光文社古典新訳文庫 Aカ 1-1) (光文社古典新訳文庫 Aカ 1-1) 丘沢 静也 光文社 2007-09-06 売り上げランキング : 125422 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
おすすめ度★★★★★
---感想---
すごく面白かった!
こちらは短編集で内容はこちら↓
・判決
・変身
・アカデミーに報告する
・掟の前で
「判決」は、外国に住む友人に手紙を渡そうか父親に相談するお話。
⇒ミステリーな感じでした。主人公と父親のやりとりが面白い。おもわず笑ってしまいました。
「変身」は、主人公がある朝起きたら虫になっていたというお話。
⇒虫になった兄に対する家族の愛が素晴らしい。でも最後はやっぱりそうなりますよね。
「アカデミーに報告する」は、知性を得たサルのお話。
⇒「自由ではなくて○○が欲しい」というサル。いいセリフだなと思いました!
「掟の前で」は、掟の中に入りたい男のお話。
⇒ミステリアスな感じでした。わずか3ページちょっとしかないですが、一番有名らしいですね。
どのお話も短いけれど深い。何回でもじっくり読んでみたい。解説の通り、話の内容は明確だけれど、どう解釈するかは人によって違うだろうな~と思います。
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