12番目のカード Jeffery Deaver 池田 真紀子 文藝春秋 2006-09 売り上げランキング : 50822 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
おすすめ度★★★★☆
---感想---
ライム・シリーズ第6作!今回は、命を狙われた高校生の少女を保護し、彼女を狙っている殺し屋(アベレージ・ジョー)を捕まえるというお話です。命を狙われた少女の先祖には重大な秘密があり、その秘密を解き明かしていくお話も同時進行していきます。
今回もたくさん騙されてしまいました(笑)。最後の最後まで、息が抜けません!
南北戦争期に成立したアメリカ合衆国憲法修正第14条に纏わるストーリーは、非常に楽しめました。名作『風と共に去りぬ』は、南部の立場から南北戦争を描いたものだそうなので、機会があったら読んでみようと思います。
それにしても危険や難題にたった一人で立向かうしかない局面にサックスが放つ言葉、「ナックル・タイム!!(決戦の時)」。
はいつ聞いても痺れます(笑)。いつもは大抵サックスに”ナックル・タイム”が訪れますが、今回は、ライムやサックスのよき仲間であるセリットーにも訪れてしまい、彼の”ナックル・タイム”を心配しながら見守っていました(笑)。
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