2007年10月7日日曜日

上杉鷹山

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童門 冬二

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おすすめ度★★★★★

---感想---
上杉鷹山という人は、10歳で上杉謙信を先祖に持つ大名上杉家の養子になり、その後、17歳で米沢藩の藩主になります。(ちなみに母の春姫は、黒田如水の子孫です。)

当時、灰の国であった米沢藩を独自の発想と信念を持って見事に復活させます。ただ国を復活させるだけではなく、そこに住む人々の心をも復活させます。

これほど素晴しい日本人がいたことに本当に心から感銘を受けました。

■改革の本当の意味とは?又、改革の一番の難しさとは?そして、改革に欠かせないものとは?

■学問というのは何の為にあるのか?

■人がやる気をださないのはどうしてなのか?

など等、大変素晴しいことをたくさん学べました。

誠意だけでは通じないこの世の中、それでも鷹山は、誠意と愛と信頼をもって最後まで自分の信念を貫き通します。

この本には、リーダーになる人には欠かせないことが全て詰まっているし、社会の中で生きる一人の人間として必要なことも全て詰まっています。

この本読まずして人生は語れない!!

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