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Ⅱ花咲く乙女たちのかげに―暁を彩どる牛乳売りの娘
この牛乳売りの娘、本当に官能的に感じました(笑)。なにか超越した官能的な魅力がありますね。
~文学通の人が、新たな「美しい作品」の話をきかされると読む前から退屈して欠伸をするのもそのためで、それは自分が読んだすべての美しい作品の一種の合成を想像するからなのである。ところが、一冊の美しい作品とは固有のものであり、思いがけないものであり、先行するすべての傑作の和から成っているのではなくて、この総和を完全に同化したところでいっこうに発見できはしないような何物かで成っている。なぜならそれはまさしく、先行する作品の和の外にあるからだ。~
そういう作品にたくさん出逢いたいですね!
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