2019年12月14日土曜日

述語制について


今、山本先生の著書「述語制の日本語論と日本思想」と、格闘しています。

述語制の日本語論と日本思想ーー主語制「国語」への言語革命 序説 (日本国際高等学術会議研究叢書 哲学する日本―述語制の日本)

その中で、自分の中で、大事と思ったことが出てきました。

それを記します。


何を対象にするのかが、重要です。

他人を対象にすると、失敗します。

自己を対象にして、みえてきます。


例えば、”愛”について考えるとして。

主語制だと、自己からみて他人に”愛”を探します。

述語制だと、自己に”愛”を探します。


辞書や他人は、愛について語るでしょう。

でも、それは、それです。

わたしに取って、愛は、独占欲です、独り占めです。


主語がない、主人がない状態。

だからこそ、自己の中に、真理を見出せる。


この状態を作り出さないと、山本先生の本は、全く読めません。(苦笑)

そこに気が付きました。

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