まず、典型知性と非典型知性を定義しましょうか。
典型知性=遺伝や教育や訓練によって成り立つ知性。
非典型知性=それ以外の何かによって成り立つ知性。
どうしたら、非典型知性を持てるのか、天才になれるのか、というのは、難しい問題です。
偶然でもあり、必然でもあるとしか答えられません。
千荊万棘(せんけいばんきょく)の道であることは、間違いありません。
でも。
非典型知性を見極める方法は、あります。
一つは、クラシック音楽を聴くという方法です。
なぜ?という理由は説明できません。
個人的な経験、実験から導き出された解答です。
モーツァルトの音楽を聴いて、脳が踊りだすような感覚を持てたら天才です。
クラシック音楽が、脳にとてつもない栄養を与えていることが分かるのです。
もう一つは、スティーブ・ジョブスの卒業スピーチを聴く方法です。
彼のスピーチを聴いて、彼の言っていることが、全身で理解できたら天才です。
点と点を結ぶお話や、何かを信じるお話、死を意識するお話、心の直感に従うお話です。
さらにもう一つは、もっと簡単です。
呼吸を一つするだけ、体を少し動かすだけ、こういう何気ない行為が、
かけがえのない行為だと理解することができたら天才です。
天才状態になれば、答えは、自分の中から導き出せます。
導き出せないときは、なぜ、導き出せないかが分かります。
いずれにせよ、インプットは大事です。
そのときは、芯から理解できなくても、
天才状態になれば、それが力になるからです。
天才状態のデメリットもお話しておかなくてはなりません。
きっと、生きていることへの恐怖を十分に味わうでしょう。(笑)
天才とは、選ばれし者です。
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