2020年7月17日金曜日

服装⇒擬態


中学生の頃は、学生服だった。

何か自分の中の感覚が、おかしかった気がする。


だって、みんなある意味に同じだったからだ、みんな同じ服装をしていたからだ。


でも、違いもあった。

違いは、性別によるものだ。

男は男の制服で、女は女の制服だ。

だから、そのせいで、


男は、同じ種族の人間。

女は、違う種族の人間。


という意識を常に持っていた。

男の制服の中に、ひらひらのスカートの女の制服が混ざることなどなかった。

幼馴染とか、恋人同士以外で、混ざる姿はみたことがなかった。

綺麗に、男族と女族で分かれていた。

誤解を、させられていたのだと思う。

おそらく、男と女が変な関係にならないように、国の意識が仕組んだのだ。

男と女は、仲良くするなよ、と。

わたしが、高校生の時に、先生に恋をしてしまったのは、

わたしが、学生服を、着ていなかったからだと思う。

自分が、学生だという意識が、微塵もなかった。


警察や看護婦、アイドルなどが、同じ服装をすることの効果は絶大だ。

同じ服を着ることで、とんでもないパワーも生まれるのだ。


個人が全体と成りえる。

全体で一つの個人になるのだ。

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