2020年7月19日日曜日

それは、意味されてはいけない


意味されてしまったものを見せられた人は、ものを考えなくなる。


意味、それ自体に留めて置かなくてはならない。


山本哲士先生の本は、そんな本だ。

だから、とても難しい。

わたしは、まだまだ全く、山本哲士先生の本を読めていない。

意味に留めた本を読むことは、脳をめちゃくちゃに鍛えることなのだ。

読む、ということは自分の脳を、自分で鍛えるということなのだ。

ただ書いてあることを、「そうなのか、なるほど」という次元ではない。

読む、ということは、そこに書かれてあることを、自分の脳で、自分で、理解していく作業になる。

「なるほど」で読むのは、知っただけ。

まったく自分の脳が、鍛えられていない。変化なし。

これでは、変われようがない。

というか、意味に留めた本を書ける人が、滅多にいないのだと思う。

独自性をどれだけ高められるかに、かかっている。


ちなみに、今書いているこの記事は、意味されたものだ。

この記事を読んだところで、どうしようもない。

でも、何かの気づきにはなるかもしれないと、魂が囁いているのだ。

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